べにふうき茶といえば、花粉の症状に効果があることで有名になりましたね。
このべにふうき茶には粉末タイプと、茶葉が入っているティーバッグタイプ、ペットボトルなどが市販されています。
今回は粉末とティーバッグについて、このふたつに味の違いはあるのか、それぞれどういう飲み方がいいのか、飲み方の違いなどについて調べてみました。
べにふうき茶の粉末の味はティーバッグと違うのか?!
べにふうき茶の粉末とティーバッグの味の違いについて調べてみました。
◆【粉末】抹茶のような、粉末緑茶のような味でトロミが少しある感じ。
(湯量で調整)
◆【ティーバッグ】粉末よりスッキリ感があり、渋みが感じられ渋みがクセになる味。
(抽出時間で調整)
べにふうき茶の粉末とティーバッグの飲み方の違いは?
べにふうき茶の粉末とティーバッグのそれぞれの飲み方について。
断然、粉末タイプのほうが手軽で飲みやすいですが、わたし個人的にはティーバッグが好みでした。
粉末(パウダー)の飲み方
忙しくてティーバッグで抽出する時間が取れないという方は、粉末タイプがおすすめです。
粉末の飲み方は簡単です。
・1.5gほどの粉末を(大体ティースプーン1杯程度)
・200mlのお湯で
・よく溶かして(1分ほど混ぜて)飲むだけ
※薬ではないので厳密に計る必要はありません。
※作り置きしないでください。
作り置きしたものを長時間おくと、光過敏性皮膚炎を引き起こす物質が生成するとの研究結果も出されています。
すぐに飲めば気にする必要はないので、入れたものは保存することを考えずにすぐ飲むようにしましょう。
ティーバッグの飲み方
・ティーバッグ1~2袋を(茶葉5g程度)
・500mlの熱湯で、
・5分ほど放置して ティーバッグを取り出して飲みます!
※熱湯で放置する時間はお好みで調整してください。
※世間で言われている「花粉の症状」に効果を期待する場合は5分以上の煮沸をしてください。
煮沸すると放置するより渋みが増します。
そしてティーバッグを取り出すとき絞るとさらに渋みが増します!
渋みはメチル化カテキンという成分です。
※水筒などに入れて持ち歩けますが、その日のうちに飲み切ってください。
べにふうき茶の花粉の症状に効果があるのはどっち?
べにふうき茶が花粉の症状に効果があるといわれているのは、花粉の症状を抑える成分がべにふうき茶に含まれているからのようです。
症状を抑える成分というのは「メチル化カテキン」というものらしいです。
そのメチル化カテキンは、粉末とティーバッグで含量の違いはあるのか?
含有の違いなど専門家ではないので詳しいことはわかりません。
しかし、粉末もティーバッグも、メチル化カテキン含量が1.5%の茶葉だとすると以下の飲み方が推奨されているようです。
「粉末」
1.9gの粉末茶を1日に2回飲むことで効果が発揮
「ティーバッグ」
3.8gの茶葉を1日分として、5分以上煮沸して飲むと効果的
ティーバッグ(茶葉)の場合、お茶のいれ方で以下のように抽出率が異なるそうです。
<茶葉のメチル化カテキン抽出率>
・5分以上の煮沸で「約60%以上」抽出
・熱湯を注いでそのまま5分放置した場合は「約30%」抽出
・一晩冷蔵庫で抽出した場合は「約14%」抽出
茶葉のべにふうき茶は、冷めても効果があると言われています。
水筒などで持ち歩いてもいい。
ただしその日のうちに飲み切りましょう。
渋みはメチル化カテキンです。
べにふうき茶は、摂取してから20分~30分で効果が現れるとのこと。
メチル化カテキンが体内に残留し、効果が持続するのは3~4時間といわれています。
その持続する時間が、粉末のほうが短いとの説もありますが、どちらを選択されても効果があることがわかりました。
それぞれの生活スタイルで選択するのが一番ですね。
べにふうき茶を飲み始める時期は?
スギ花粉が飛散する1~2カ月前から飲み始めると、花粉飛散時に飲み始めるよりも効果を感じられました。
早めに飲み始めるのがいいようです。
べにふうき茶の注意点について
べにふうきはあくまで茶ですのでカフェインを含みます。
一般的な緑茶より多いわけではありませんが、寝る前に飲むと、眠れなくなってしまうかもしれません。
日ごろからコーヒーを楽しむ人であれば問題ありませんが、カフェイン過敏の方は注意したほうがいいようです。
そして胃の弱い方は、空腹時を避けてお飲みくださいと記述があります。
(メチル化カテキンを濃いめにだすので胃に負担がかかります)
べにふうき茶まとめ
以上、「べにふうき茶の粉末の味はティーバッグと違うのか?!飲み方の違いは?」についてお届けしました。
花粉の季節に症状がある方はつらいですよね。
べにふうき茶を飲むことで症状が軽くなれば、こんなにうれしいことはないです。
お茶として年中楽しむこともできるので常用茶としてもいいと思います。