子育てで親子関係がうまくいかない方や不登校になったなどの悩みや、困りごとがある方へ、子供との関わりかたのヒントになればと思います。
今回は、子供は親の所有物じゃないし、子供の人生も親のものではないということについてです!
子供は親の所有物じゃない!子供の人生も親のものではない
子供は親の思いどおりには育たないし、親のいいなりになんてなりませんよね。
そのひとつには「子供は親の所有物じゃない」というのがあると思います。
子供は人格を持ったひとりの人間です。
親とは違う人格を持ったひとりの人間です。
親の思う理想の人生や、親の知っている人生の枠組みに子供がおさまっていると親は安心します。
安心だしうれしいから褒めたりするかもしれません。
親に褒められると子供も嬉しくて、さらに褒めてもらおうと親の望む道を歩むかもしれません。
その道は子供がほんとうに歩みたいと思っている道ならいいのですが、親の顔色を伺いながら、どこかでムリしていたり、頑張らなくていいことを頑張っていたりすると苦しいです。
どこかでパンクしたり爆発するかもしれません。
でも子供は親のことが大好きだから親の期待に応えたくて、頑張りたくて、ムリすることがあります。
そこで親が「無理してたんだな」と気づけたらいいけれど、うちの子はやる気があるんだ!と勘違いして「もっと、もっと」とハードルを上げたりすることもあるかもしれません。
ハードルを上げてるつもりがなくて知らぬ間に上げてることもあります。
そうやって無意識に子供のことを、子供にとってよくない方向へ操作していることに気づけるといいのですが。
子供が潰れてしまう前に気づけるといいのですが。
さいごに
大切なわが子の子育てにできるだけ失敗したくないと思いますし、子供には幸せになってほしいと願うことも、子供を持つ親なら願うことだと思います。
しかし、失敗したくないと思えば思うほど、幸せを願えば願うほど、親の思う「正解だと思う道」を子供に押し付けていることがあるかもしれません。
子供は親の所有物じゃないし、子供の人生も親のものではないということに気づければ変わるかもしれません。