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子供が嘘をつく!対応はどうする?!アドラー子育てのおすすめ

アドラー子育て

幼少期ごろから子供は小さなかわいい嘘をつきはじめますよね。
その嘘も成長するにつれて巧妙になっていく場合があります。
その子供の嘘について、アドラー子育てのおすすめの対応をお話ししてみようと思います。

子供の嘘への対応~アドラー子育てのおすすめ~

たとえば子供が外から帰ってきたら、親は「手を洗おうね」と言うとします。
子供は「洗ったよ」と明らかに嘘を言っているのがわかります。
そのとき親はどうすればいいでしょう。

まずは、子供が手を洗いたくなるような工夫は必要ですよね。

たとえば
・お母さんと一緒に洗う
・洗面所以外の場所で洗ってもOKとする
・お気に入りのタオルやハンドソープにする
・除菌ティッシュで拭いてあげる
・お風呂に入ってしまう

など手洗いの時間を楽しくする工夫をまずは試してみます。

それでも嘘をつくときはあります。
そして子供の嘘を容認したくない気持ちもあります。
手を洗ってほしい気持ちもあります。


「洗ってないでしょ」
「ウソでしょ、分かってるよ」
と言う対応をしがちかもしれません。


それでもいいのですが、アドラー子育てでは「適切な行動」をするように勇気づけているわけではなくて、「適切な信念」を持つように勇気づけたいと思っています。


子供が「洗ったよ」という言葉に、親は「洗ってないでしょ」「ウソでしょ、分かってるよ」と対応する場合と、「そう、じゃあよかったわ」と対応をする場合とでは、どちらのほうが、子供は「自分には能力がある」、「親は仲間だ」と思うかな?と考えます。

子供が本当に「手を洗いたい」と思ったとき、怒られるなどの罰を恐れてだったり、ご褒美などの賞を求めて洗いたいと思うのではなく、適切な信念をもって「手を洗いたい」と思ってほしいのです。

嘘をつく能力を身につける?!

一方で、子供は嘘をつく能力を身につけるんじゃないかと心配になります。

では、「ウソでしょ、分かってるよ」という対応をずっと続けていったとするとどうなると思いますか?

疑えば疑うほど嘘が巧妙になっていくのです。
隠すことも同じです。

「どう言っても相手を騙せない」と思うと、どんどん巧妙になって嘘が進化していきます。

嘘をつく能力は悪いことではないと思います。
あっていい能力のひとつではあります。
しかし巧妙に進化してほしいとは思いません。



子供が手を洗っても洗わなくても、親は「洗ったのね、よかったわ」という反応が続いたとするとどうなるでしょうか?

騙されていると、子供は「お母さんを騙すのは悪いな」と思う子もいれば、「ラッキー」、「こんな親騙してもなんともない」と思う子もいるでしょう。

それでも子供の嘘には騙されてほしいと思います。
それがアドラー子育てのおすすめです。
子供に騙されていてもなんの悪いこともないので騙されるのがおすすめです。

子供の嘘まとめ

子供は親の信頼に応えたいけど、応え方を知らなかったり、応える自信がなくなってしまっているだけなのかもしれません。
信頼しつづけてあげると、いつかきっと応えてくれると思います。

信じられる証拠があったときだけ信じるのではなくて、信じられる証拠がまったくなくても信じてしまう。
「子供にだまされた」というのではなくて、一生でもだまされる覚悟でいるといいと思います。
信じて疑わなければ、子供も何百回とだますことはできないといいます。


▼子供が応え方を知らない場合はこちらの記事が参考になると思います。

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