グラウンディングという言葉を聞いたことがありますか?
グラウンディングはカリフォルニア発祥の健康法のひとつでアーシングともいわれています。
世界的にも人気になりつつあり、ヨガや瞑想の方法としても取り入れられています。
今回は手軽にできる健康法として、効果、やり方などについてご紹介していきます。
グラウンディングとは(意味)
グラウンディングとは、英語のGROUND(地面)が由来で、「土台を安定させる」とか「地に足をつける」といった意味合いで使われます。
「地に足をつける」とは、ただ単に地面に足をつけるというだけではなくて、大地のエネルギーと繋がることによって精神的なエネルギーと身体的なエネルギーのバランスを取ることです。
生活の中でグラウンディングを取り入れることによってデジタルデトックス(デジタル製品に触れる時間を減らすこと)にもつながります。
具体的な効果ややり方について見ていきましょう。
グラウンディングの効果
グラウンディングを行うことで主に以下の4つの効果があるといわれています。
●五感の働きを活性化
●ストレスの軽減
●心拍数の安定
●睡眠の質の改善
こんな状態のときグラウンディングがおすすめ
毎日の生活の中で、以下のような状態のときグラウンディングがおすすめです。
・何をしてても気がそれてしまう
・なんだかふわふわした感覚になる
・今をしっかり生きていない感じがする
・過去にとらわれてしまう
・未来の不安や心配ばかりを考えてしまい、今何をするべきなのかよく分からない
・何も考えず、感じず、なんとなく生きていることに疑問を感じない
・なんとなく今生きていることにしっくりこない
・無気力
・自己否定してしまう
・やる気が出ない
・落ち着かない
・落ち込んでいる
グラウンディングをすると心と意識が今この瞬間にもどり、「心が落ち着いた」「癒された」「大丈夫だと感じた」といった気持ちの変化があるといわれています。
「心」と「意識」をしっかりと現実的な社会に根差して今この瞬間を生きていきたいですね。
次に、グラウンディングのやり方についてご紹介します。
グラウンディングのやり方
グラウンディングのやり方はとてもシンプル
大きく分けて2つの方法があります。
①大地を裸足で感じる(体の一部でも可)
②イメージで大地と繋がる
①大地を裸足で感じる(体の一部でも可)
・大地とは土や砂や草木など。
土や砂や芝生の上に裸足で立ったり、ゆっくり歩いてみてください。
丘や森、公園、川の中、海、庭など。
そのとき深呼吸して五感すべてから自然を感じることが大切です。
足裏から大地のエネルギーを感じたり、風の音やにおいや感触、太陽の光など五感を研ぎ澄まして感じてみてください。
大地でも特に海を感じることはグラウンディングの中では効果が高いといわれていますので、海辺を裸足で散歩するのもおすすめです。
時間は5~10分ぐらいから始めてみてください。
・土いじりなど、小さなスペースでもいいので家庭菜園など定期的に土に触れる時間をつくることでもグラウンディングの効果を得ることができます。
そのときも五感をフル活用するのがおすすめです。
②イメージで大地と繋がる
・リラックスした状態で深呼吸を繰り返します。
吸うとき、つま先から頭のてっぺんまで空気が行き渡るのをイメージします。
吐くとき、身体の中のネガティブなエネルギーが外に出ていく感じでゆっくり吐き出します。
・次に以下をイメージします。
第2チャクラ(おへその少し下)から光の帯が伸びて、そのまま部屋の床を抜け、大地に向かって伸びていき、地球の中心部まで繋がるのをイメージします。
または、お尻の下から木の根が伸びて地球の中心部まで繋がるイメージでもOK。
・光の帯が地球の中心部まで繋がると同時に、足裏を通って身体の中に地球のエネルギーが入ってくるのを感じます。
深呼吸とともに、つま先から頭のてっぺんまで地球のエネルギーに満たされていくのを感じます。
さいごに
ストレスからくる身体のさまざまな不調も、まずはグラウンディングの健康法を試してみるのはいかがでしょうか。
周囲に振り回されず、今この瞬間を生き、地に足をつけた生き方を目指したいですね!
地に足をつけた生き方とは、現状を冷静に正しく認識し、心身ともに安定して落ち着いた状態で生活することです。
精神的と身体的なエネルギーのバランスを取り、地に足をつけて生活するのに役立つといわれている「レイキヒーリング」というものもあります。
グラウンディングに深みもでてきます。