満田晴穂さんがテレビ放送の「情熱大陸」に出演され話題になりましたね。
満田晴穂さんは現在横浜を拠点に活動されている自在置物作家です。
その自在置物の作品の価格っていくらくらいなのかや、プロフィールと経歴など、さらに自在置物作家とは?についてもくわしく調べてみました。
満田晴穂の自在置物の価格について
満田晴穂さんの自在置物の作品の価格はいくらくらいなのか。
デパートの毎年恒例の個展を開くと混雑で、人気なことが伺えます。
作品の注文も殺到し、公開抽選が行われるほどです。
ヤフオクにも多数出品されていますね。
調べてみると数千円で購入できるものから、数十万するものまで。
平均すると50万円くらいだとか。
たまたま金属でできている命。
満田晴穂のプロフィール
・名前:満田晴穂
・生年月日:1980年
・出生地:鳥取県米子市で生まれ、就学期を千葉県我孫子市で過ごす
・趣味:プラモデル、ゲーム
・特技:工芸
・高校:千葉県立布佐高等学校
・学歴:東京藝術大学美術研究科修士課程彫金研究室修了(2008年)
・職業:自在置物作家
七宝作家の妻・恵理さんと、4歳の娘・千穂ちゃんの3人暮らし。
幼い頃は「ヤドカリ」になりたかった、プラモデルとゲームを愛してやまない40歳。
幸せこそがエネルギーなんだとお話しされていました。
経歴について
久々に5mm折鶴させられた。
— 満田晴穂 日本橋三越個展7月22~28 (@haruomitsuta) July 6, 2020
出来はしたが目もヤバイけど指が震える老化にショックを受けた。
昔余裕だったのに凹むわー pic.twitter.com/SltlhZJdLA
満田晴穂さんは幼少期から里山が遊び場で昆虫好きだったそうです。
手先が器用で5ミリ四方の紙で折り鶴を作る技巧派の少年でした。
東京藝術大学には、4回の浪人生活を経て2002年に入学。
大学の授業の一環として実施された古美術研究旅行で自在置物師・冨木宗行氏と出会い、自在置物作家を目指します。
過去のものと思い込んでいた”自在置物”が、現代まで継承されていたことに感動し、その日のうちに自在置物師・冨木宗行氏に弟子入りを申し込んだそうです。
【2009年】本格的なデビュー展(グループ展・個展多数)
大学在学中より制作していた自在置物が本格的なデビュー展から注目を集める。
【2010年】ラディウム(東京)と日本橋三越にて毎年個展開催
【受賞歴】
・2006年「全日本金・銀創作展」開催委員会会長賞
・2007年「第2回藝大アートプラザ大賞」大賞
・2008年「第48回日本クラフト展」入選
・2017年「第8回創造する伝統賞」受賞
今までに作った生き物は150種以上にも及ぶ。
自在置物作家とは?
自在置物 黒艶大角鍬形
— 満田晴穂 日本橋三越個展7月22~28 (@haruomitsuta) July 10, 2020
(タランドゥスオオツヤクワガタ)完成〜〜。
これにて個展用準備完了です♪
あ〜疲れた pic.twitter.com/IDIL9LsHuv
自在置物とは日本の金属工芸の一分野。
鉄や銅、銀、赤銅(金と銅の合金)、四分一(銀と銅の合金)などの金属板を素材として、龍、蛇、鳥、伊勢海老、海老、蟹、蝶といった動物の模型を、まるで生きているかの様に”自在”に動かすことができる金属工芸品。
それが「自在置物」。
そして江戸時代、甲冑師によって生み出された工芸品。
明治時代以降、長らく海外に作品が渡り、国内では日の目を浴びなかった超絶技巧。
自在置物として完成した作品のうち、現存最古の年号が記されたものは、「正徳三癸巳歳六月日」(1713年)の銘が刻まれた明珍宗察作の龍の置物(東京国立博物館所蔵)である。
この技術を継承した国内唯一となった自在置物作家・満田晴穂さん。
個展での販売の抽選には100人もの人数が集まり、2019年4月にはロンドンでも開催。
本物と見紛うほどの作品たちです。
満田晴穂まとめ
以上、「満田晴穂は自在置物作家で価格やプロフィールについて!【情熱大陸】」についてお届けしました。
幼少期から昆虫が好きで、手先も器用だったんですね!
自在置物作家になるべくして生まれてきたような方です。
一度個展に足を運んでみる価値ありますね。